IT系の会社に勤めていた時に体調を崩し、最終的に双極性障害と診断され、休職を経て退職になった私が、双極性障害と診断させた後にどのような過ごし方をしていたのかをお話し出来たらと思います!
鬱症状がでている時の過ごし方
双極性障害と診断されて以降も時々鬱症状が出る時があります。鬱症状が出ている時に、主治医から言われて実行していることは、
「やりたい事をやって、やりたくない事をやらない」
です。とてもシンプルですよね。
これを意識をしていないと、気付いたら「これをやるべき」「これをやった方がいい」といった基準で行動してしまい、いつの間にかストレスになっていることがあります。
自分の鬱症状としてあるのが、1日20時間程も寝てしまう過眠です。
その時、「こんなに寝てていいのかな、、」「何か行動しないといけないのでは、、」とついつい考えてしまいます。ですが、この時のやりたい事とは「寝たい」ということなのです。眠たい時は、思い切って寝ることにしています。
普段も「〜すべき」より「〜したい」ことを行動するように意識する
体調が良い状態でも、「〜すべき」よりも自問自答して「〜したい」ことを基準に行動することにしています。そうすることで普段からストレスをできるだけ溜めないようにしています。
「やりたいこと」や「なりたい自分」が目標としてあって、そのために行動すべきことも色々でてくると思います。行動単体だけ考えれば、「〜すべき」ことかもしれませんが、それが最終目標のための一部であれば、それも「〜したい」ことだと考えるようにしています。
病気について詳しくなる
双極性障害と診断されて、まずやってみたいことの一つに
「双極性障害について詳しくなりたい!」
という思いがありました。
主治医に病気について詳しくなりたい旨を伝えたところ、一冊の本を紹介してくれました。
「双極性障害_双極性障害I型・II型への対処と治療」(加藤忠史)
という本です。この本は、双極性障害の症状・原因・治療法など、病気について詳しく記述されている一冊です。この本と出会い、自分がこれから共にしていく病気について詳しくなったことで、少し気持ちに整理がつき、どのような治療をしていけば良いのか理解したことで前向きな気持ちにもなれました。もし、自分と同じように双極性障害に悩まれている方がいましたら、ぜひ読んでみてください。
自分に合った薬を見つける
双極性障害と診断されてから現在まで、週一で通院を続けています。
双極性障害の治療の主軸に薬物療法があり、基本的に一生薬は飲み続けなければいけないそうです。
通院を重ねて、体調の変化や薬の血中濃度などを確認しながら、約半年程かけて自分に合った薬の組み合わせを見つけることができました。
参考までに、現在飲んでいる薬は(リチウム、バロプロ酸、オランザピン)の三種類が双極性障害の主な服薬で、補助的に睡眠薬も飲んでいます。
現在、双極性障害で自分に合った薬を模索している方は、根気良く頑張ってください。いつか必ず、自分に合った薬が見つかります、頑張ってください!
最後に
双極性障害と診断された直後は、症状が出た時の対処法、症状が出ないための予防法など全くわからず、将来不安だらけでした。現在も社会復帰できていないので、不安はまだあります。今回は、鬱症状の過ごし方や考え方などを少し紹介しました。少しでも皆さんの参考になればと思います。
皆さんも一緒に幸せになる為に、今日も生きていきましょう!
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